トランジットで空港近くに1泊、チップは必要?~アメリカ編 その2

アメリカにおけるチップの渡し方についての続きです。

その1」での内容を要約すると、チップの要不要の判断は
1. チップが必要かは、最低賃金法の適用を受けるかどうかで変わる。
2. ただし、最低賃金法の適用を受ける職種であっても、気持ちとしてチップを渡すことが望ましい場合がある。
という2つの原則に基づきます。

■トランジットホテルに宿泊して食事をする場合

・部屋の掃除、ベッドメーキング

ベッドメーキングなどの仕事、いわゆるハウスキーパー、ルームメイドに置くチップは、チップの象徴的なもので、昔のガイドブックには枕銭として1日1ドルを枕の下に置く、などと書かれていました(実際はサイドテーブルなどに置くのが一般的です)。
法的な面から見ると、現在、こうした職種は最低賃金法の適用を受けています。
従って、チップは必須のサービス料別払いではなく、感謝の気持ちを表すもの、またはより良いサービスを求めるものといえます。
実は、ハウスキーパーの仕事は重労働の割に賃金が低く、最低賃金ギリギリの給料です。そのため、チップを置くことは、社会に対する寄付やサービスに対する感謝の意味があり、望ましいこととされています。
最近では、ホテルによっては「サービス料」という形で、宿泊料に含めて請求される場合も増えてきています。この方が日本人にとってはありがたいかもしれません。

・レストラン

チップが必要なのは、「スタッフが注文を取りにきてくれ、食事の後で伝票を持ってくる」形式のレストランで、さらに「伝票にサービス料が含まれていない場合」です。この場合、席によってスタッフが決まっています。スタッフは最低賃金法の適用を受けませんので、チップが必要になります。目安は15%+端数切り上げですが、ニューヨークでは20%といわれています。
ファストフードやカフェテリアのように、カウンターで注文から支払いをする場合は不要です。注文したものを作るのに時間がかかり、席まで持ってきてくれる場合も必須ではありません。
こうしたカフェテリアなどでも席にチップを置く人をみかけ、また、レジにチップ用の容器が置いてある場合もあります。給料の一部ではないため必須ではありませんが、感謝の意味を示すことになります。特に、派手にテーブルを汚した場合などです。

・バー

バーテンダーは、最低賃金法の適用を受けない職種です。飲み物1杯につき1ドルを渡すのが一般的です。

・ルームサービス

食事や飲み物を運んでもらう場合のサービス料は、レストランと同様、サービス料が別になっています。チップが必要です。

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2014年12月18日